ShopifyのECサイトにBrazeを使ってメッセージ表示をしてみた
ネット初心者でも簡単にECサイトが構築できるShopify!
そのShopifyとBrazeが連携できることは以前の記事でもお伝えをさせていただきました。
▼ShopifyとBrazeの連携記事
今回は連携後のさらなる活用としてBrazeを使いECサイト内にメッセージの表示を行なってみます。
ShopifyのECサイトにSDKを埋め込む
ShopifyのECサイト内にメッセージ表示をさせるときの手順ですが、実はBrazeの連携とは別にSDKの埋め込みが必要になってきます。
BrazeのSDKを埋め込む方法は以下3パターン。
- NPMまたはYarnを使用
- GTMを使用
- CDNをHTMLに埋め込む
今回は「CDNをHTMLに埋め込む」を採用します。
SDKの埋め込みはShopifyの管理画面で
SDKのコードをECサイトに埋め込む作業はShopifyの管理画面から行います。
管理画面の左メニューでオンラインストア>テーマを選択します。
現在ECサイトで使用しているテーマのアクション>コードを編集を選択。
theme.liquidのheadタグ内にSDKのコードを埋め込みます。
SDKのコードはBrazeドキュメントにも記載がありますので、今回はここから活用しました。
APIキーとSDKポイントはBrazeのダッシュボードから引っ張ってきます。
SDK埋め込み後はBrazeでメッセージの設定
SDKを埋め込んだ後はBrazeのダッシュボードでメッセージの設定をします。
今回はキャンバスで設定。
メッセージの設定は他の記事でも紹介してますのでここでは割愛します。
メッセージのトリガーをセッションにしてECサイトを訪問するとBrazeで設定したメッセージが表示されました。
Shopifyとの連携でパーソナライズしたメッセージも配信可能
今回のデモサイトでは、セグメントを作成せずに配信しましたが、ShopifyとBrazeを連携するとShopifyならではのセグメントでメッセージやメールの配信も可能になります。
"Shopifyならではのセグメント"とは例えば以下のようなパターンのセグメント作成もできるようになるんですね。
- ECサイトで購入した人
- ECサイトでカートに入れたけど購入まで行かなかった人
- ECサイトのメルマガ購読に登録してる人
などなど。
ShopifyとBrazeを連携して取得できる詳しい測定値についてはこちらの記事でも紹介してます。
ShopifyとBrazeを連携させたセグメントでの配信記事はまた別の機会で紹介させていただきます。
クラスメソッドではBrazeの導入支援から導入後のサポートも一貫して行なっております。
Brazeについてご興味ある方はぜひお問合せください。